メールマガジン「ベトナム株情報」　
VOL.123
2011.4.13

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お知らせ

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CONTENTS

01. ADB、2010年末の外貨準備高は124億ドル
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
      （2011年4月4日～2011年4月10日）
       ベト株特集
03. 噂のうわさ話
   　PSG（ペトロベトナムサイゴン建設投資）

04. サイゴン・街角風景
　　ホンダドリーム

01. ADB、2010年末の外貨準備高は124億ドル

アジア開発銀行(ADB)は4月6日、2010年末における
ベトナムの外貨準備高は前年の141億ドル(約1兆2013億円)から
124億ドル(約1兆0564億円)へ12.0％減少している予想を発表した。
6日付GAFINニュースが報じた。

なお、ベトナム国家銀行(中央銀行)は、外貨準備高は
低い水準にあることだけを明らかにしており、具体的な数字については
コメントしていない。

02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
（2011年4月4日～2011年4月10日）

このコーナーでは、前週のベトナム株情報（www.viet-kabu.com）の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 ・ベト株特集・

公務員の最低賃金、5月1日から83万ドンに13.7％引き上げ
[2011/04/05 14:10 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/110405011748.html

  政府は4月4日、最低賃金を定める議定第22号/2011/ND-CPを公布した。
4日付カフェエフが報じた。

  同議定によると、2011年5月1日から最低賃金は
現行の月額73万ドン(約2944円)から月額83万ドン(約3347円)に
13.7％引き上げられることになった。

  この新たな最低賃金は国家機関、軍隊、政治関係機関、
政治社会関係機関、政府行政機関、ベトナム企業法に基づいて
設立された企業や国営有限会社に務める労働者に適用される。

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2 位 ・ベト株特集・

資金調達が熾烈を極める中、「現物賃貸」が活発に
[2011/04/08 14:30 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/110407063706.html

  貸付金利が年18～21％にある中、支払利息に見合うだけの利益を
上げられないため、銀行の資金借入から距離を置く企業は多い。
資金調達を円滑に進めるため、多くの企業は「現物賃貸」を
通じた間接的な資金調達を進めている。7日付カフェエフが報じた。

  タクシー業界トップのマイリングループ（MLG）が典型的である。
これに関して同社の役員は、「MLGの場合、現物賃貸を通じた資金調達は
2年前から実施しており、新しい資金調達の方法ではない。
これは確実に効果を見出せており、新車購入に係る借入金や
それに伴う支払利息を著しく縮小させている」とコメントした。

  同社はインノバブランド（トヨタ）の遊休車両の賃貸を募集している。
同社は5年間に亘り車両を貸し出し、毎月オーナーから
2000万ドン（約8万2000円）を受け取り、契約期間後は現物の車両が
戻される仕組みである。

  同車の時価は7億5000万ドン（約307万円）であるが、
車両を賃貸した場合、将来毎月もらえるキャッシュフローの現在価値が
時価を大きく上回る。つまり、賃貸の方が収益性が高く、
契約終了後には車両を取り戻せるため、これは投資家、
特に運転手である投資家から人気を集めている。
これによる収益は銀行から資金を借り入れた場合の支払利息よりも高いため、
車両を購入・賃貸するために、わざわざ銀行から資金を借り入れる人もいる。

  また、自営養殖場を拡大したいが資金不足に陥っている水産企業の場合は、
個人に対して養殖ボックスを賃貸している。

  この「現物賃貸」を採用することで賃貸する側は
安定的な利益を上げられる。また、賃貸してもらう側は
資金不足の問題を解決し、事業活動に必要な生産手段を
調達できるため、この資金調達方法は一部の企業で好まれている。
但し、「現物賃貸」を通じた間接的な資金調達を行えるのは、
タクシーや水産養殖など特定の業種に限られるため、
全ての企業が採用できるわけではない。

03. 噂のうわさ話

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？いろいろと推察しながら、
しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向
けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の過去記事をご提供いただい
たものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、おもしろい噂を組み合わせて掲載
しています。

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ベトナム現地投資家のうわさ話・PSG（ペトロベトナムサイゴン建設投資）の巻！
(2011年4月13日発行ベトナム株通信第1332号)
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■ PSG（ペトロベトナムサイゴン建設投資）■↓

上場初日の株価はOTC市場における直前の株価を大きく下回った。
その後も下落の一途を辿っており、額面価格でPSG株を
取得した投資家でさえ巨額の損失を抱えている。
立ち退き補償の際に適用される地価は
比較的高く設定されているものの、立ち退きを余儀なくされる住民は
不服を申し立てているため、案件の進捗に遅れが生じている。

04.サイゴン・街角風景

毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「ホンダドリーム」です。

「いやあ、私のバイクはね、10年以上も前に知人から
譲り受けたものなんだけれど
壊れないし未だにピンピン元気だよ。
いやあ、ホンダはすごいね！
いいかい、10年以上だよ！一度だって壊れたことないんだから！」

とノンアルコールのはずだけど、どこかで一杯引っ掛けてきたのかしら？
と思うくらい一生懸命に話してくれたお父さん。

どのメーカーであれ、バイクのことを Xe　Honda （ホンダ車）　と称する、
ベトナム人にとってホンダはとても特別なメーカーです。
今でこそ色々なメーカーが進出しデザインも多様化しましたが、
つい10年前はまだまだこのホンダドリームが主流で
ベトナム人の一種のステイタスにもなっていました。
Honda Dreamというブランド名はそのまま
当時のベトナム人の言葉でもあったのですね。

ところでこのお父さんのホンダバイクはタイで組立したもののようで、
メーターの下にはタイ語で何やら書いてあります。

ホンダは1996年にハノイにベトナム工場を設け、
二輪車の生産を開始しています。
タイ語表記のバイクはきっとそれよりも前に
前の持ち主が購入したものなのでしょう、年季入ってます。

（photo by babatman）

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今回は、ここまでです。

最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株情報」をよろしくお願いいたします。

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